書籍・雑誌

2008.08.02

ハリー・ポッターと死の秘宝

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

ここ数年はハリポタの新作が発売されるのは大きなニュースでした。
とうとう最終巻の登場です。もう続きが読めないというのは悲しいね。

学校の1年につき1冊、というスタイルは良かったなぁと思う。1年生のときはこんなで、2年生になったらこんなになって・・・・・と成長っぷりがよくわかる。

実は発売日の次の日には読み終わってたんですけど、・・・・・うーん、この読後感を何と言えばよいのか・・・・。以降はネタバレにつき、未読の人はご注意。

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2008.06.03

グリーン・レクイエム/緑幻想 新井素子

グリーン・レクイエム/緑幻想 (創元SF文庫 (SFあ1-1))
グリーン・レクイエム/緑幻想 (創元SF文庫)

新井素子さんの本は、中学時代によく読みましたねー。「グリーン・レイクイエム」もその頃読んだ一冊。これは「グリーン・レクイエム」と、その続きである「緑幻想」が一冊になった、お得感たっぷりの一冊です。

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2008.04.27

初秋 / ロバート・B・パーカー

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
ロバート・B・パーカー /菊池 光 訳

離婚した夫が連れ去った息子を取り戻してほしい。―スペンサーにとっては簡単な仕事だった。が、問題の少年、ポールは彼の心にわだかまりを残した。対立する両親の間で駆け引きの材料に使われ、固く心を閉ざして何事にも関心を示さない少年。スペンサーは決心する。ポールを自立させるためには、一からすべてを学ばせるしかない。スペンサー流のトレーニングが始まる。―人生の生き方を何も知らぬ少年と、彼を見守るスペンサーの交流を描き、ハードボイルドの心を新たな局面で感動的に謳い上げた傑作。

ロバート・B・パーカーの、いわゆる「スペンサーシリーズ」の中の1冊です。
スペンサーシリーズは好きで、5年くらい前までは新刊が出ると必ず買ってました。でも買った時しか読んでない自分に気づいて、なんとなくそれから買うのをやめてしまった経緯が(^-^;

でも、この「初秋」はパーカーの、ではなくてパーカー以外のワタシの手持ちの本の中でもかなり好きで、何度も読み返した本に入る一冊。

何事にも無関心で無気力な15歳のポールを、両親のいがみあいから無理やりに引き取ったスペンサーが、いかにして「大人」にさせていくかというストーリー。ようやくポールがやりたいことを見つけ出す、その過程がなんとも言えない味わいがあります。

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2008.03.14

秘密―トップ・シークレット

秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))
秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))

犯罪被害者の脳に残された「記憶」から生前の記憶映像を再現する技術を駆使し、難事件に挑む科学警察研究所・法医第九研究所、通称「第九」。その室長、薪と新人・青木の物語。

人は誰でも他人に知られたくないようなことを持っているんですが、この作品の中では死亡した犯罪被害者の脳から、何を見ていたかを分析し、犯人逮捕に結びつけるというもの。
当然、その脳を分析している捜査員は、その脳の持ち主の日常生活なんかも見てしまうわけで・・・・自分が死ねば、一切のことが他人に知られない、という今までの常識が覆ってしまう、ものすごいことになっているわけですが。

でも、それを知ってどうなる、というのも捜査員たちの想いでもある。確かに犯人逮捕にはつながるんだけど、死んでまで守りたかった秘密を知ってしまうことになる。それを知ることは本当にいいことなのか。

最新刊の4巻で、「見たくないから」と目隠しを希望する、薪さんが見せる表情は切ないです。死んで脳を分析されても、死んだ人が見ていなければ記憶映像にはならない。だから見たくない。
また、薪さんは新人・青木に「撃つなら頭を撃て」と言っています。そうすれば脳が破壊されて、分析に回されることがないから。あああ、薪さーん~。切ないですよー。

4月からアニメ化されるそうです。新潟では見れるのか!?
んー、でもこれはアニメとか映像化されないほうがいいような気もしますが・・・・・。
原作の清水玲子さんの線が美しいので、このまま見ていたいなぁ・・・・。

秘密―トップ・シークレット(日本テレビ)
http://www.ntv.co.jp/secret/

秘密―トップ・シークレット(白泉社)
http://www.hakusensha.co.jp/himitsu/index.html

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エラリー・クイーンの冒険

エラリー・クイーンの冒険 (創元推理文庫 104-15)
エラリー・クイーンの冒険 (創元推理文庫 104-15)

好きな作家は誰か?と聞かれたら、fumiはエラリー・クイーンを挙げます。日本人作家なら有栖川有栖さんですけど、有栖川さんもエラリー・クイーンを抜きにしては語れない人なので、やっぱりクイーンに落ち着くんだなぁ。

一番最初に読んだのは、多分小学校のときに子供向けに書き直された「エジプト十字架の謎」かな。それから「Yの悲劇」。

クイーンの中では、やっぱりその「Yの悲劇」とか「オランダ靴の謎」なんかがいいですね。謎が一つ一つほぐれていく過程がきっちり説明されていくので、その満足感はものすごいものがあります。

個人的には作中に出てくる探偵役のエラリーがカッコ良くて大好き(*^-^*) エラリーのお父さんがエラリーのことを「エル」って呼ぶのも好きです。
初期のエラリーは引用癖があったり、ちょっとキザだなぁと思わないこともないけれど、「QED(証明終わり)」と言われれば、もうそれで事件は解決ですからねぇ。この様子がまたカッコいいんですよ。もっともずっと後期になると、犯人をただ指摘するだけではすまなくなってくる場面もありますけどね。

あ、知らない人のために説明すると、作者はエラリー・クイーンですが、作中に出てくる探偵もエラリー・クイーンと言うのですよ。もうひとつ言えば、作者のエラリー・クイーンはいとこ同士のペンネームでして、二人で合作して小説を書いていたんですね。

この合作っていうスタイルがすごいですよねぇ。まぁ、一人が考えて一人が書くんでしょうけれど・・・・。結局その合作方法は明かされないまま、作者の二人は亡くなってしまいましたね。
日本で合作と言えば「岡嶋二人」とか・・・・。あ、岡嶋さんも好きです。「クラインの壺」なんかいいですよね。

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2008.03.07

八十日間世界一周

80日間世界一周(上)
80日間世界一周(上)

今、「お風呂で読める本」というフロンティアニセンというところから出ている本を読んでいます。

材質はポリ塩化ビニル(PVC)というもので、

プラスチックの一種で、水に強い、燃えにくい、腐食しにくい、加工しやすい、といった特色を持ち、濡れた手でめくっても平気!湯舟につけても大丈夫です。スーパーの食品包装用ラップや卵パック、水道のホース、ゴム手袋など、日用品の多くに使われている素材です。

とのこと。
本好きなので、お風呂で本が読めたらなぁと思うことは多かったけど、濡れた手でページを触るとバリバリになっちゃうし、文庫本なんて湯船の中に落としたらサイアクだし・・・・。

でも大丈夫!この素材ならプラスチックなので、湯船の中につけても問題なしですよ!
本好きの人にはぜひ薦めたい!

ラインナップは結構クラシックなので、童心に戻れそうです。ということで、選択したのが「八十日間世界一周」。子供の頃、児童向けに書き直したヤツを読んだっきりだなぁ・・・・・・。でも結構中身を覚えているんですよね。そうそう、そそっかしいお供が一人いて・・・・・。

夢中になると長風呂になりすぎそうですが(^-^;、そろそろ上巻が終わります。下巻、まだ買ってないぞー!早く買わなきゃ!

フロンティアニセン
http://www.f2000.co.jp/

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2007.10.12

女王国の城 / 有栖川有栖

女王国の城 (創元クライム・クラブ)
女王国の城

舞台は、急成長の途上にある宗教団体の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、4人はレンタカーを駆って木曾路をひた走る。〈城〉と呼ばれる総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し……。

わーい、有栖川さんの新刊ですよー!!
なんと前作から約15年振り(!!)の江神さん(というか学生アリス)のシリーズですよー。

私は江神シリーズの前作、「双頭の悪魔」が有栖川さんの作品の中では一番好きなので(あの美しいロジックにはやられたよ)、これも随分待ってた作品。ボリューム的には500ページを超える大作で、読み応えがありました(^-^)

好きな作家の新作を読んでいる間の時間は、ホントに至福の時間です。
最後まで早くたどり着いて犯人が誰なのか知りたい!と思うんだけど、この至福の時間が終わってしまうのも寂しい!という気分でいっぱい。

お話は1990年なんですね。アリスは3回生。うーん、自分と近いのでやたらとリアリティがあるな(^-^; バブルの頃で、当然ながら携帯電話もなく、就職活動は4年生になってからでもまだOK(でも当時「就活」とは縮めて言っていなかったと思う)。

私には犯人は当てられなかったよ(^-^; だってあんなに影が薄い人でいいんですかー。あ、一番怪しい人が犯人ではいけないのか。それにしたって・・・(ぶつぶつ)。
私に当てられたのは、江神さんから届いた手紙の内容だけかな(^-^; 

教団側がなぜ警察を頑なに拒むのか、まで江神さんが見抜いていたのもすごいなぁ。でもよくよく考えれば思いつくようなことではあるけどね。あ、よく考えてない私が悪いのか。

「双頭の悪魔」よりは犯人推理の過程がドキドキするものではなかったのはちょっと残念ではあるけれど。学生らしく、アクションシーンもちょっぴり青春も盛りだくさんですよん。

やっぱり有栖川さんの文章、すごく好きです。
次の新作はいつかなー(^-^;

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2007.08.12

メビウス・レター / 北森鴻 

メビウス・レター (講談社文庫)
メビウス・レター (講談社文庫)
北森 鴻

北森さんの本は初体験です。どんな作品なのかちょっとドキドキ・・・・・。

以下、ネタバレにつき注意。

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暗号解読/サイモン・シン

暗号解読 上巻 (1) (新潮文庫 シ 37-2)
暗号解読 上巻 (1) (新潮文庫 シ 37-2)

暗号解読
サイモン・シン
新潮社

「暗号」ってドキドキする言葉ですよね。このメッセージは暗号化されている!となれば、解読してみたいと思うのが人間、ってーもの。解読もそうだけど、どうにかして暗号化して、他の人には読まれたくない!というメッセージもあるわけで。

私も子供のとき、やりましたよ。日本語を一文字ずらすヤツね。これだけでも相当読みにくい。解読するのは至難の業でしたが(^-^;

この本を読むと、ホントにいろんな暗号が出てきます。有名なところではロゼッタストーンに始まり、17世紀フランスでの「鉄仮面」伝説とかね。アメリカではナヴァホ族しか話すことのできないナヴァホ語を、暗号に使っていたこともあるそうですし。これが全部ノンフィクションだというところがまたすごいよね。

その解読に至るまでのプロセスは、ホントにドキドキするし、解いた人間はさぞかしスッキリしただろうなー。

最後はコンピュータについての暗号化の話まで出てきて、情報処理試験を解いているようでした(^-^; でも最後まで読めちゃうとことは作者の上手さだよね。久しぶりに理詰めの文章を読みましたが、文系の頭の私にも読めて、面白かったよ。

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2007.05.09

北斗の拳

北斗の拳―完全版 (1)
北斗の拳―完全版 (1)

最近になって、「北斗の拳」を読み始めたんです。彼氏が買い始めたのでそれが半強制的に回ってきたというか(^-^;

アニメはほとんど見たことがなくて、予備知識はタイトルと「お前はすでに死んでいる」というセリフだけ。主人公の名前もハッキリ言ってよく知りませんでした(^-^;

感想は・・・・濃いね(^-^;
なんというか、絵も濃いけどストーリーも濃い。日頃少年マンガを読みなれない身としては、最初はかなりツラかった。いや、まだ物語は始まったばかりなんですけどね。

「子供と大人の描写で、いくら大人が大きいといっても人物の大きさの対比はヘンではないか?」「いくらなんでも秘孔を突かれただけで、人は死ぬのだろうか」とか、突っ込みたいところは山ほどあれど、当時一世を風靡した作品ですからそれはそれとして楽しく読ませてもらっています(^-^)

そういえば、ジャンプ・コミックスの巻末に当時のファンからのファンレターと写真が載っているんですけど、この人たちは今どうしているのかなぁ・・・・・(^-^;

「必ず一番最初に読むことにしています」「北斗の拳、サイコーです」・・・・・そんなファンレターを書いた1984年当時の中学3年生も、今は38歳・・・・・・。時代を感じますなぁ。

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2007.04.27

「邪魅の雫」京極夏彦

「邪魅の雫」京極夏彦
大磯・平塚地区限定特装版。ココロ万代の本屋にあったので、思わず買ってしまいました〜。

京極堂の本は文庫で買うと決めているのに…(だって辞書並の厚さ)

お陰で連休中も退屈しないで済みそうですよ(でも仕事するけど)

ちなみに、通常版はこんな。

邪魅の雫
邪魅の雫

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2007.01.26

ダークタワー / スティーブン・キング

ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉
スティーブン・キング

スティーブン・キングのライフワーク、「ダーク・タワー」が完結しましたね。
構想30年ですよー。それもすごい。
しかし、長かった・・・・・。全部で16巻ですよ。でも中だるみしないのはさすがキング。

この「ダーク・タワー」では、キングの過去の作品がいろいろオーバーラップしているのですが、さすがに全部は分かりませんでした。「あ、この人の名前に聞き覚えがある」という人は何人かいたけどね。

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2006.09.09

カクレカラクリ / 森 博嗣

カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep
カクレカラクリ ― An Automation in Long Sleep
森 博嗣
メディアファクトリー

廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。その地にある廃墟施設を探検するためだ。だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡繰りを遺してこの世を去った。今年はまさに絡繰りが作動するその年にあたるというのだ!2人は花梨と妹の玲奈の協力を得て、隠された絡繰りを探し始めるのだが…。

森作品にコカ・コーラが頻繁に出てくるのは有名ですが、その甲斐(?)あってか、コカ・コーラ120周年記念企画の一つになりました。この本を原作にして、ドラマも放送されます。(オンエアは2006年9月13日) ということで、森作品初の映像化!

キーワードは「コカ・コーラ」と「120年」。
120年はともかくとして、コーラが出てくる場面はもうちょっとなぁ・・・・・などと思わないでもないですが(^-^;、従来の森作品に比べたら読みやすくて、入門編かなと思います。多分にそれを意識した描かれ方ですしね。

でも主人公たちは相変わらず理系だし、お嬢様だし・・・・・。うん、ここは変わらないですね(^-^; また「カラクリ」だけあってその動く仕組みの説明なんかは森作品ならではの薀蓄っぷりを楽しめます。

途中出てくる、謎解きのキーとなるあの物体。私はどうしてもイメージできませんでしたよ・・・・。mixiで公認コミュニティがあり、そこでようやく分かりました。うう、自分の想像力不足を痛感・・・・・。でも、暗号の一つはわかったよ(^-^)v (←ひとつだけかい、というツッコミはなし)

ダ・ヴィンチ」10月号で、ドラマの監督の二階 健さんのインタビューに、「スタンド・バイ・ミー」的なひと夏の青春物語、とありました。うん、確かにそんな感じ。
田舎でちょっとした謎解きに挑む若者たちの青春物語。進路に悩んだり、恋に悩んだり、家どうしのしがらみに悩んだり、謎解きがあったりして。

結論。これは夏向きの作品ですね。読むときはそばに冷えたコーラを置いて、そして読後は「スカッとさわやか」になりましょう!映像も楽しみですね。

カラクリWebサイト
http://karakuri120.jp/

mixi 公認コミュニティ「カクレカラクリプロジェクト」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1168627

森博嗣の浮遊工作室
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/

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2006.08.06

鏡の中は日曜日 / 殊能将之

鏡の中は日曜日
鏡の中は日曜日
殊能将之
講談社文庫

なんでこの本を買ったのかなー・・・・・。あ、「ハサミ男」が気に入ったからか。
でもあっちとは全然雰囲気が違いますね。

梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。マラルメを研究する館の主・瑞門龍司郎が主催する「火曜会」の夜、奇妙な殺人事件が発生する。事件は、名探偵の活躍により解決するが、年を経た後、再調査が現代の名探偵・石動戯作に持ち込まれる。時間を超え交錯する謎。まさに完璧な本格ミステリ。続編「樒/榁」を同時収録。

一読したときには少々このトリックにピンとこなかったのですが、2度、3度と読んでいたら隅々まで計算された作者の仕掛けがよくわかりました。

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2006.07.15

容疑者Xの献身 / 東野圭吾

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
東野 圭吾
文藝春秋

2005年度の「週刊文春傑作ミステリーベストテン」第1位、「このミステリーがすごい」第1位、「本格ミステリ・ベストテン」第1位。おまけに第134回の直木賞受賞作。

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2006.07.08

乱鴉の島 / 有栖川有栖

乱鴉の島
乱鴉の島
有栖川有栖
新潮社

友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。ミステリの醍醐味と喜びを詰め込んだ、最新長編。

火村先生シリーズの4年ぶり(!)の新作長編で初の孤島もの。えー、そうなんだっけ?と思ったのですが、孤島状態になったのは作家アリスではなくて学生アリスのほうですね。(作中に「有栖川有栖」という人が出てくる作品は2シリーズあって、一つがこの火村シリーズに出てくる作家で大人のアリス。もう一つは探偵役に江神さんを配した大学生のアリス、という作品があるのです)
ちなみにタイトルは「らんあのしま」と読みます。

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2006.05.18

ハリー・ポッターと謎のプリンス /J. K. ローリング

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻
ハリー・ポッターと謎のプリンス
静山社
J. K. ローリング /松岡 佑子 訳

昨日発売だったのですが、実は昨日はたまたま仕事の切れ目で休みをもらってまして。それで、昨日のうちに下巻の半分くらいまでは読んでしまい、今日最後までたどり着きました。

これを読む前に、前作をもう一度読んでおけばよかったと心から思いましたよ!
前作から登場した人物がよく思い出せません(^-^;

以下、ネタバレ含むので注意です。

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2006.01.22

荒川弘イラスト集 「FULLMETAL ALCHEMIST」

荒川弘イラスト集 「FULLMETAL ALCHEMIST」
荒川弘イラスト集 「FULLMETAL ALCHEMIST」
スクウェア・エニックス
1,500円

最近、荒川弘の「鋼の錬金術師」にハマりまして。
コミックスは彼氏が買ってきたんですけれど、今はなぜか全巻我が家にあります(^-^;
そして、3月に出るコミックス最新刊も初回限定版のトランプのエドに一目惚れして予約してしまったくらいです。

何がハマった原因かというと、ストーリーと絵が私好みだったこと。錬金術という分野。大きな敵がいること。周りに頼りになる人たちがいること。「ハリー・ポッター」シリーズなんかもそうですけれど、こういう少年の成長物語って読んでいて楽しいのですごく好きです。

で、これは「鋼の錬金術師」のイラスト集です。

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2006.01.18

ダークタワー / スティーブン・キング

ダークタワー
ダークタワー

ダークタワー
スティーブン・キング
新潮文庫

スティーブン・キングの「ダークタワー」の刊行が始まりましたよー。といっても、角川では過去に出ていたのですね。生憎そちらは知らなかったのですが、今回は原書の挿絵が入っているので、角川版よりはお得感があるみたい。でも、あまり挿絵に慣れていない私にとっては、急に挿絵が出てくるとびっくりしたり、電車の中で読んでいると周りの人から隠したくなったりするのですが(^-^;

内容ですが、第一部の「ガンスリンガー」は、解説にもあったのですがちょっと読みづらいかな。導入部ということもあるのでしょうが、なかなか話が動かなく、キングらしい部分があまりないように思えてちょっと退屈でした。でもそれはキング自身も認めてましたからね(^-^;

しかし第二部の「運命の三人」になったら急展開!「あー、この気持ち悪さはキングだよね。やっぱりこうでなきゃ」なんて思いながら読んでいたのですが、銃を扱う主人公の指がなくなったり限界近くまで衰弱したり、とんでもない相棒が集まったりと、「こんなで話が続いていくのかーっ!」と叫びたいような内容になっています。こうなると続きが気になって気になって。下巻なんて半日で一挙に読んじゃいました。

キングが前書きで、この作品が完成していない頃、ファンから続きを執拗に書くように迫られたということを書いていましたが、そのファンの気持ちが良く分かります・・・・・・。

第三部の「荒地」は2月刊行予定だそうです。

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2006.01.17

ブラウンダイアリー 春夏秋冬

ブラウンダイアリー 春夏秋冬
ブラウンダイアリー 春夏秋冬

私の大好きな写真集、「ブラウンダイアリー」の続編が出ました♪ クリスマスプレゼントに彼氏から貰いました(今頃書くなよ)。

今回のブラウン君は、カーテンの向こうからじっとこちらを覗いていたり、障子に片手を突っ込んで破っていたり、桜の花びらに埋もれていたり、蚊取り線香と遊んでいたり・・・・。ホントに、「もう、ブラウンたら何してんのよ!!」と言いたいくらいのいたずらっぷり。でもそれが愛らしくていいんだなぁ。

ぬいぐるみだから、表情なんて変わらないはずなのに、得意げだったりぐったりしていたりはしゃいでいたり。そんな表情に見えてしまうのが不思議です。説明文も何もないのにね。写真って、すごい。

最近はHPも充実していますね。何枚かの写真は、そちらでも見れます。ぬいぐるみ好きの人はぜひ見てください。

ブラウンダイアリー
http://www.browndiary.com/

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2006.01.04

ピンバッジ

060104-01

お正月に帰省していた妹からもらったピンバッジ。神保町を歩いていてワゴンで買ったらしい。

これは東京創元社というところから出ている文庫本についていたジャンル分けのマーク。
私は左のイラスト(推理小説)しか分からなかったのですが、兄は全部知っていました。・・・・聞いたけど忘れちゃった(^-^;

我が家には左のイラストの本で、コナン・ドイルやエラリー・クイーンの本が数冊あります。

このマーク、今はついてないんですよね。でも人気は根強いらしい。私も好きなマークです。
ちなみにこのピンバッジは2003~2004年にかけて、「ミステリーズ!」という雑誌の応募者全員サービスだったらしい。知らなかった・・・・。知っていたらきっと申し込んだだろうなぁ。あ、でも推理小説のバッジさえ手に入ればそれで良かったかも。

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2005.11.20

反社会学講座

反社会学講座
反社会学講座
パオロ・マッツァリーノ
イースト・プレス

このブログに載せた読書感想の傾向から、「コイツは殺人が出てくる話しか読まないのでは?」と思った人も多いと思いますが(^-^;、確かに推理小説は大好きなので、そういう話は非常にたくさん読みます。
逆にほとんど読まないのが恋愛小説。そういう話が好きな人には申し訳ないけれど、どうしても面白いと思えないんですよね。何度も読み返す気になれないし。(それじゃぁ、お前は殺人事件の本を何度も読むのかと言われれば、「ハイ」と答えますが)

ま、そういうかなり偏った読書傾向のある私ですが、ときどきこういう本を買ってみたりもします。それが今回の「反社会学講座」。
私は大学で社会学科というところを卒業しておりまして、それで惹かれて買った本。いやー、楽しかったですよ。社会学の教育を受けた人間からもオススメ致します。もちろん、「堅い話はダメ」という人でも大丈夫。普通の読み物としても楽しい本。

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赤緑黒白 /森博嗣

赤緑黒白  森博嗣
赤緑黒白  森博嗣

赤緑黒白
森 博嗣
講談社文庫 

鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。それを証明して欲しい」と保呂草(ほろくさ)に依頼する。そして発生した第2の事件では、死者は緑色に塗られていた。シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる傑作。

紅子さんが活躍するいわゆるVシリーズの最終巻です。森さんの第1作目の「すべてがFになる」から読んでいないと、ちょっと何のことかよくわからない部分があるだろうなー。未読の人は、まずそちらから読まれることをオススメします。いわゆる「S&Mシリーズ」は全部で10作品、Vシリーズも本作を入れて10作品ですけれど(^-^;

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2005.10.03

百器徒然袋-雨

百器徒然袋―雨―
百器徒然袋―雨―

百器徒然袋-雨
京極 夏彦
講談社文庫

あの「京極堂」シリーズの文庫本の最新刊です。
榎木津探偵ファンの方、お待たせしました!今回は榎木津探偵が主人公ですよ!帯もそれを予感させるような内容です。

相変わらずの榎木津探偵のハチャメチャ振りと、周囲の困惑が楽しい!あの京極堂さえも巻き込んで大真面目で悪をやっつけるところもおかしすぎる。電車の中で読んでいて、笑いが止まらなくて押さえるのに苦労しましたよ。
こういう人が実際にそばにいたら楽しい・・・・・いや、迷惑か・・・・・(^-^;

京極作品というと、分厚くて重々しい作品というイメージが強いのですが、これは肩が凝らずに読めるんじゃないかな。でも話は繋がっているので、登場人物を知らないとツラいものはあるのですが・・・・。

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2005.07.11

しあわせは…あったかい子犬

スヌーピーのしあわせは…あったかい子犬 ”(Happiness is a Warm Puppy)
スヌーピーのしあわせは…あったかい子犬 (Happiness is a Warm Puppy)

ちょっとした小さなことが、大きな幸せということを気づかせてくれる本。

ドアを開けたら好きな人がいた。それが幸せ。
自分のベッドで眠れること。それが幸せ。
ロウソクがたくさん飾ってあること。それが幸せ。
18種類の違う色のクレヨン。それが幸せ。

ホントに、日常の何気ないことにも幸せが溢れている。ドアに手が届くことが幸せだったり、ジャンクフードを食べるときが幸せだったり。

スヌーピーのおなじみの仲間たちのイラストと添えられる「幸せ」についての文章が、とてもキュートな一冊です。絵本、子供用とあなどるなかれ。この「幸せ」たちをじっくり読むと、暖かい気持ちになりますよ!

ちなみに私の最近の幸せは・・・・。
セールに行ったら、買おうか迷って買わなかったものが安くなっていた(^-^)

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2005.04.07

慟哭 / 貫井 徳郎

慟哭
慟哭
創元推理文庫
貫井 徳郎

貫井徳郎さんのデビュー作。幼女誘拐殺人事件とそれを追う警察、新興宗教にのめり込む男のストーリー。前評判が高いのは知っていましたが、私も騙されて、驚愕のラストを味った一人です。

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2005.04.06

モロッコ水晶の謎 / 有栖川有栖

モロッコ水晶の謎
モロッコ水晶の謎
講談社ノベルス
有栖川有栖

アリス&火村シリーズの新刊。

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2005.03.09

オーケストラの職人たち / 岩城宏之

オーケストラの職人たち
オーケストラの職人たち

オーケストラの職人たち
岩城宏之
文春文庫

音楽で生計を立てようなどと考えた無謀な時期もあった私ですが(^-^;、自分の才能と根気のなさに断念し、現在は音楽とは全く関係のない仕事をしています。でも当時もどちらかというと、演奏者より裏方的な仕事に憧れていたので、オーケストラの裏方さんたちを紹介しているこの本は、とても楽しく読めました。

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2005.01.28

工学部・水柿助教授の日常

工学部・水柿助教授の日常
工学部・水柿助教授の日常

工学部・水柿助教授の日常
森 博嗣
幻冬舎文庫

森先生の本の本が好きで、何冊か持っていますが、これはその中でもお気に入り度がかなり高い本になりました。
もともと登場人物の会話がウィットに富んでいて好きだったのですが、今回は地の文でもかなり笑えます。
森博嗣の作品は難しくてちょっととっつきにくいと思っている人にはお勧め!筒井康隆が解説を書いているのもポイント高い!!

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2004.11.15

STAR EGG 星の玉子さま / 森 博嗣

STAR EGG 星の玉子さま
STAR EGG 星の玉子さま
STAR EGG 星の玉子さま / 森 博嗣

森先生の新刊が出ました。それも森さん自身がイラストも書いた絵本。
新聞広告でタイトルを見たときには、「あれ?あの作品を森さんが翻訳したの?」と思ってしまいましたが、よくよく見ると「玉子」なんですねー。ちゃんとタイトルにも「EGG」って書いてありました(^-^;

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2004.10.22

電車男 / 新潮社

電車男
電車男

電車内で絡む酔っ払い爺から女性を助けた、ひとりのアキバ系ヲタ青年。 彼女いない歴=年齢(22)の彼は、助けたお礼を送ってくれた彼女をデートに誘うべく、モテない独身男達が集うネットの掲示板に助けを求める。

 「めし どこか たのむ」

「電車男」と呼ばれるようになった彼は、掲示板の住人たちの励ましや助言に後押しされて、ようやく彼女をデートに誘う。
悩み、戸惑う電車男のピュアな気持ちは、仲間達を熱い共感と興奮の渦に巻きこんでいく……。
「電車男」は果たして彼女に告白できるのか? 
ネット上で話題騒然、各紙誌絶賛。百万人を感動させた今世紀最強のラブストーリー、遂に刊行!!

「電車男」を読みました。
話題になっていることは知っていたのですが、実際のスレは読んだことはなかったのですが・・・。

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2004.10.03

百鬼夜行 陰 / 京極夏彦

百鬼夜行 陰
百鬼夜行 陰
講談社文庫

京極夏彦の「京極堂シリーズ」のサイドストーリーです。

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2004.09.18

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻

かなり頑張って、2日半で読んでしまいました。

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2004.09.01

ハリポタ5巻入手

p504is00010.jpg
わーい\(^O^)/

付記:会社に行く前に、紀伊国屋新潟店で買いました。このお店は階段を上がったところにあるので、上から見ていた書店の人が「はい、一人(階段を)上がりました~」なんてレジの人に声をかけていました。
東京では相当並んだ人もいたようですが、新潟では並んでいる人もなく、静かな雰囲気でした。もっとも8時前ですし、2階なので「買おう!」と思ってくる人くらいしか通りませんからね。
私は始業前に読み始めることができたので嬉しかったのですが、朝7時半から販売したのは正解だったのだろうか。

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2004.08.30

発売日せまる

ハリポタ5巻がいよいよ9月1日発売です。紀伊国屋新潟店は朝7時半から販売開始。新潟駅ビルの書店も7時半から。p504is00008.jpg

付記:出版元の静山社によると、翻訳者の松岡裕子さんが八王子のくまざわ書店に朝5時から行くのだとか。うわぁ、タイヘンだ(^-^;

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2004.08.01

暴論

P504iS00775.jpg

渋谷のリブロで文庫本を買ったら、こんなブックカバーをつけてくれました。
「暴論  暴君ハバネロ 著 東鳩文庫」だそうで・・・。「どんな本をよんでいるだろう、この人は」という目で見られてしまいそうです(^-^;

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2004.07.28

好きな作家の死

中島らもさんが亡くなりましたね。(asahi.comより)

「ガダラの豚」などの小説で知られる作家の中島らも(なかじま・らも、本名・裕之=ゆうし)さんが26日午前8時16分、脳挫傷などのため神戸市内の病院で亡くなった。
 事務所によると、中島さんは16日未明、神戸市内で酒を飲んだあと、階段で足をすべらせて転落。頭を強く打って神戸市内の病院で手術を受けたが、意識が戻らなかった。

彼らしいといえば、彼らしい最後なのかな・・・・。何はともあれ、ご冥福をお祈りします。

しかし、気になる作家が亡くなるということが、私に及ぼす力の大きさ。これは景山民夫についで、2回目です。もう彼の新作が出ることはないのですね。そう考えると、ますますショック。

小説「今夜、すべてのバーで」で吉川英治文学新人賞を取っていますが、私は「人体模型の夜」が気持ち悪くて、お勧めかと(^-^;

人体模型の夜
人体模型の夜


今夜、すべてのバーで
今夜、すべてのバーで

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2004.07.25

恋恋蓮歩の演習 / 森 博嗣

恋恋蓮歩の演習―A sea of deceits

恋恋蓮歩の演習 ―A sea of deceits / 森 博嗣
講談社文庫

瀬在丸紅子が登場するVシリーズの文庫版。

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2004.06.09

堕ちていく僕たち / 森 博嗣

堕ちていく僕たち / 森 博嗣
集英社文庫

森先生(森先生は現役の大学助教授)の本は文庫本ならほとんど持っているので、どんな文章を書く人かというのはわかっているつもりでしたけど、この「堕ちていく僕たち」にはやられました。肩の力が抜けているというのでしょうか、とにかく以前の作品を期待してページを開いてはいけません。最初の行から裏切られます(笑)

冬は炬燵が一番だよ。綿入れを羽織って背中方面は完全防備。あとはどっぷり炬燵におまかせのぬくぬく作戦。名づけて、コタツのキツネ。(「堕ちていく僕たち」より)

こんなカンジで文章は続いていきます。なので、逆にこの作品を読んで森 博嗣という作家を気に入って、他の作品も読んでみよう!と思うと、とんでもない目にあいます。特に「S & Mシリーズ」と呼ばれる、犀川先生と萌絵のシリーズでは、コンピュータ用語が飛び交っていますから、主人公が何をしゃべっているのかがよくわからないことが多いかもしれません。森先生の処女作の(実際は出版社が順番を変えたので違うのですが、出版された順番から行くと第1作目)「すべてがFになる」(講談社文庫)のタイトルの「F」からしてコンピュータ用語だったりします。

「堕ちていく僕たち」は短編集。といっても、あるきっかけである事件が起こる、ということでは全て一致してます。この「ある事件」というのがこれまた以前の森先生の作品からは到底想像できないので、そこのギャップがまたなんとも・・・・・。いえ、私は好きな作品ですけれど。

ということで、森先生の本を既読の方には、ぜひともこの作品を読んでギャップを楽しんで欲しいですね。
この作品で初めて森作品を読む人には・・・・、他作品を読むなら違った森博嗣を楽しめると思います、ということで(^-^;

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2004.06.03

ZOO ズー / 乙一

ZOO ズー (集英社)
乙一

友人から借りた本。
乙一さんは「GOTH(ゴス)」で第三回本格ミステリ大賞の大賞を、2003年版「このミステリーがすごい!」で第2位を受賞しています。

その「GOTH」で初めて乙一という作家の文章を読みました。んー、気持ち悪くていいかな、と(^-^; この不条理さがいいのかなぁ。でも何度も読みたいというわけではなく、一度読めばもうたくさんというのが正直な感想。
それは決してテーマが暗くて、殺人事件にばかり興味を示してかかわる話ばかり、というせいでもないと思います。
なんだか、カタルシスが得られないんですよね・・・・・。あ、でも大岩ケンヂによるマンガは良かったですね。原作のイメージにぴったりでした。

というわけで、今回は短編集の「ZOO」にチャレンジ。
こちらもなかなかの気持ち悪さですね~。乙一の本を読んで、私がミステリに求めるものは「犯人探しの経緯」であったっり、「その動機の解明」なんだということがよくわかりました。謎が解けて全てが明らかになったときの満足感や、意外な人が犯人だったりしてびっくりする、というのが楽しかったんですね、私は。

「ZOO」にはそれがあまりない。とにかく人が殺されていって、その理由も殺人者も全く不明な「SEVEN ROOMS」とか、淡々と死体で家を作る「冷たい森の白い家」とか、なんだか読んでいて登場人物に共感するということがあまりない。だから結局一読しただけで終わってしまいました。

ま、乙一の作品の場合は「ミステリ」というより「ホラー」なんでしょうね。ホラーも私の読書範囲なんだけどなぁ、それにしてもあまり印象に残らない作品でした。
短編集だからかなぁ・・・??

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2004.05.16

ブラウンダイアリー

「ブラウンダイアリー」、「ブラウンダイアリー ゴールデン」という写真集を可愛さのあまり、衝動買いしました。

ちっちゃなくまのぬいぐるみ、ブラウン君の日常の写真です。最初のページの写真からメロメロになりました。ブラウン君が、リュック背負って、生意気に自分サイズのパスポート持ってるんですもん。香港に旅行に行ったんですね~。ふむふむ。

風邪を引いてマスク姿とか、衣装を選んでみたり、プールに行った姿とか、バスローブ姿なのにケロヨンの(と思われる)黄色い洗面器持ってたりとか、クリスマスで赤いサンタ帽子かぶってうっとりケーキを見つめていたりとか・・・・・。

もう、全てがブラウン君の日常をよく表していて、「そっか、こんなことがあったんだねぇ」と言ってみたくなる写真ばかりです。とにかく可愛い!ぬいぐるみ好きにはたまりませんねぇ。

ちなみに、ブラウン君のホームページもあるのですが、現在は「ちょっと旅に行ってきます」とのことで、お休み中です。残念!

ブラウンダイアリー
写真:奥川純一
グラフィック社
ブラウンダイアリー


ブラウンダイアリーゴールデン
写真:奥川純一
グラフィック社
ブラウンダイアリー ゴールデン

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2004.02.14

月刊「文芸春秋」、100万部に

Yahoo!ニュースより。

史上最年少で芥川賞に決まった綿矢りささん(20)の「蹴りたい背中」と金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」が掲載されている月刊「文芸春秋」3月号が13日、発行部数100万部に達することになった。  通常、同誌の発行部数は65万部。話題性から80万部を刷ったがほぼ完売、20万部の増刷に踏み切った。 (時事通信)

えーっと、私も買いました(笑) やっぱり、芥川賞受賞作が読みたくて。 こんな文芸誌を買ったのは久しぶりです。

しかし、掲載されている話題も結構面白く読めました。「特別企画 仏教入門」とかね。「葬式仏教でいいじゃないか」という 玄侑宗久さん。日本人の多くは、あまり宗教を意識しないと思いますが、死ぬときは仏教のお世話になる人がおおいわけで。深く考えたことはあまりないのですが、思わず「何か準備しなきゃなのかな」と思ってしまう。

あと、「米国牛を食べてはいけない」とかね。イラク自衛隊派遣とか、時事ネタが多いので、私でも結構興味を惹かれるような文章がたくさん並んでいます。

えっと、芥川賞の2作についてはそれぞれ読破しましたが、感想はもうちょっと読み込んでからにしようと思います。

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2004.01.02

最近読んだ本(1/2)

「黒蠅」(上・下) P.コーンウェル(講談社)
女性検屍官、スカーペッタを主人公にしたシリーズの最新作。このシリーズは話がずっと続いているので、この本だけ買っても人物関係がわからず、オロオロするのですが、記憶力の悪い私にとっても「この人誰?」の嵐(^-^;) おかげで前作から読み直すハメになりました。

と・こ・ろ・が。前作「審問」も、その前の「警告」の直後から始まっているのだった。ついでに言うと、さらに前の「業火」で、重要登場人物が死んでいて、主人公の苦悩を知るためにはそのへんからわかっていないとついていけません。
つまり、「黒蠅」を読むためには、その前、少なくても3シリーズは遡って理解していなければならない、と。

・・・まぁ、そういう話はおいておいて。
このシリーズはずっと一人称で、スカーペッタから見た事件が語られていたんですけど、今回は三人称です。まずそれにちょっと違和感。それから、「それってアリ???」というような重大な秘密が発覚するので、ちょっと(いや、かなり)納得いかない部分も・・・・。

章立てが細かく、いくつも同時進行で話が進むのはスピーディでいいですね。事件の描写もちょっと変わったような気がします。トマス・ハリスに似ていると思うのは私だけ??

主人公が幸せになればいいんですけどね・・・・・。しかし、まだ彼女の苦悩は続くような気がします。(そうでなきゃ、話が続かない)

ということで、私的には70点くらいかなぁ・・・・。

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