にいがたジルヴェスターコンサート2008
にいがたジルヴェスターコンサート2008
2008.12.31
新潟市民芸術文化会館
1階10列38番
指揮:秋山和慶
演奏:東京交響楽団
オルガンプレコンサート
■J.パッヘルベル/アポロンの六弦琴から第6番ヘ短調「セバルティーナの歌」
■G.ムファット/シャコンヌ
■スッペ/《軽騎兵》序曲
■J.シュトラウス/ポルカ「観光列車」
■J.シュトラウス/オペレッタ《こうもり》ハイライト(日本語訳詞)
□「序曲」
□第1幕ハイライト(アイゼンシュタインの邸宅)
・「一人になってしまうのね」3重唱(高橋薫子、野田ヒロ子、高橋 淳)
□第2幕ハイライト(オルロフスキー公爵の夜会)
・「ぼくはお客を呼ぶのが好きだ」オルロフスキー(山下牧子)
・「侯爵さまあなたのようなお方は」アデーレ(高橋薫子)
・「あの上品な態度」2重唱/ロザリンデ、アイゼンシュタイン(野田ヒロ子、高橋 淳)
・「故郷の歌を聞けば」ロザリンデ(野田ヒロ子)
~劇中のゲスト演奏~
・いずみたく/夜明けのうた(郡 愛子)
・サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン(大谷康子)
・スコットランド曲・中村克己編曲/ハイランドカテドラル(十亀正司)
■ラヴェル/ボレロ
■吉松 隆/ファンファーレ新潟
■ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「憂いもなく」
■J.シュトラウス/ワルツ「美しき青きドナウ」
■J.シュトラウス/オペレッタ《こうもり》ハイライト
□第3幕ハイライト(刑務所長室)
・「おやまあ所長さんだが」フロッシェン、フランク(郡 愛子、小鉄和弘)
・「田舎娘を」アデーレ(高橋薫子)
EN:ラデツキー行進曲
いつの間にか「4年に1度」となってしまったらしい、ジルヴェスターコンサートに行ってきました♪
今年のカウントダウン曲はずーっと非公開となっていて、「マル秘の約16分間の曲」としか紹介されていなかったのですが、ラヴェルの「ボレロ」でした。(もっとも会報紙ではこの曲であることを匂わせる文章があったので、私は事前に知ってましたが)
しかし緊張するよねぇ。12時ぴったりに終わらせることができるのか!? という異様な緊張感漂う中で始まるわけですが・・・・・・。
結論から言うと、ぴったりではなく「3秒ほど早かった」です。ううう、残念でした・・・。でもそれでも3秒程度で収まるところがすごいよなぁ。
司会が曲紹介をして舞台袖に引っ込んでから、指揮者の秋山先生が出てくるまでに時間調整のため相当時間があり、秋山先生が出てきてからもしばらくでしーんとした時間がありました。下手のドアが開いていたので何があるのかと思っていたのですが、曲のスタートの合図はそこから出ていたんですね。
ボレロといえばずーっとテンポは一定なわけですが、途中でかなり早くなり・・・・・お、少しまきが入ったかなぁと思っていたのですが、やはりそのズレは秋山先生をもってしても修正できなかったようです(^^;
「少し遅かったので、早くしたら今度は早くなりすぎちゃった。新年明けても曲をやってるのはどうかなと思った」とは秋山先生の弁。
でもいいの、楽しめたから。残り30秒からステージ脇のモニタに残りの秒数が出るのですが、これを見ながら新年を迎える、ってのはスリリングでした。
「こうもり」はいつも序曲くらいしか聞いたことがなかったのですが、ハイライトとはいえ、楽しめました♪ こういうのを見ると全幕見たい!と思うのよね。
歌は日本語だったのですが、無理して日本語で歌う必要もないかなぁとちょっと思ったりもしましたが・・・・。あ、でもところどころに新潟を織り込んだセリフが聴けたから(「八海山」「じょんのび」とか)日本語でもいいのか。アデーレ役の高橋薫子さんがキュートでした!
そうそう、バグパイプを(多分)初めて見ました! クラリネットの十亀さんがちゃんとキルト姿の正装で客席後方から登場!私の席のすぐそばを通って行きました。こういう趣向も楽しい。
コンミスの大谷さんはツィゴイネルワイゼンを世界で一番多く演奏しているヴァイオリニスト、とのこと。いつもニコニコしている大谷さんなのですが、演奏モードに切り替わったときの集中力はすごいねぇ。気合いの入った素晴らしい演奏でした。
そうそう、東京交響楽団の女性陣はドレスが華やか!いつもの定期演奏会では黒っぽいドレスなわけですが、今回はそれぞれカラフルなドレス姿。いいよねぇ、お祭りっぽくて。あ、秋山先生が「観光列車」の曲で鉄道員のような帽子をかぶっていたのがかわいらしかった(^^)
終演時間が0時45分だったのですが、ちょっと長かったようにも思います。アンコール入れて0時半くらいに終わるのがいいかなぁ。ま、楽しめたからいいんだけど。
客席には若干空席はあったものの、9割程度は埋まっていたように思います。
さすがに毎年やるのは主催者も体力が持たないだろうけど、4年に一度と言わず2年に一度くらいはやってほしいですね♪
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