矢野顕子 さとがえるコンサート2005

矢野顕子　さとがえるコンサート2005
2005.12.10
りゅーとぴあ　劇場
1階6列７番

矢野顕子のコンサートに行ってきました。ピアノ引き語りの公演です。アッコちゃんのコンサートは、こういう形式が一番好き。

ピアノだけなので、ステージは思いっきりシンプルです。
と思いきや、上手になにやらまぶしいものが。花瓶のようなものにライトが二つ、活けられたように光っています。
アッコちゃんは思いっきりふわふわヘアで登場。この人はこういう髪型、似合いますねぇ。衣装は紫色のノースリーブのワンピース。

この人の演奏を聞くと、自分がピアノを弾ける(弾けた)というのが、恥ずかしいくらいになりますね。あんなにピアノと一体化している人の演奏はなかなか見れませんよ。それに、弾いているときの表情。もちろん、コンサートということもあるのでしょうが、楽しそうな笑顔。「ピアノを弾くことが好き！」と全身で語っている。つられてこちらまで笑顔になります。
MCのときまでずっとピアノに触れている。それがまた自然なんですよねぇ。

アッコちゃんの曲には正直言って好き嫌いがあるのですが、ピアノだけで聞くと印象が違ってくるから不思議です。といっても、ライブでやるとかなり原曲とは違った曲になるので、それも当然ですが・・・・・。
「気球に乗って」も実は原曲はあまり好きではないのですが、今回は英語バージョン。違う曲のように聞こえたのはこのせいか？(^-^;　ピアノ引き語りではなく、マイクスタンドに向かって歌ってました。軽く体を揺すって歌うのですが、そのしぐさがまたカッコいいんだなー。

それから、他人の曲を「矢野顕子風」に染めてしまうのもこの人ならでは。全く自分の曲のように歌う様子は、いかにその曲が彼女に愛されているかがよく分かります。

アンコールでは、ストレートの髪型になって登場！おまけにパンダのTシャツ、グレーのパンツという少年みたいな格好で登場です。それがまた可愛いんだ。年上の女性にこういうコトいうのも変ですが、可愛い！

今日の私の席はステージ下手。ピアノ一本だと、演奏者は右手が客席側になります。ステージ向かって左側の下手は、あまりにも端だと席番号によっては演奏者背中しか見えないという状態になることも。
今回も席番号を見たときには「下手すぎるかなぁ」と心配だったのですが、絶妙の位置でした。ちょうど鍵盤が見えて、アッコちゃんの手の動きがよくわかる。6列目という列も良かった。後ろすぎるのもなんですが、前過ぎるのもあまり好きではないので。

そうそう、今日は私の席の前に小学生の姉妹が、お母さんと一緒にいました。うーん、年齢層が広いな。お母さんがファンなのかなー、それにしてはお姉ちゃんのほうは、開演前にかなり真剣にアンケート用紙に記入していましたが。
「あんたがたどこさ」の曲で、顔を見合わせて「あ、この曲知ってる！」という様子は見ていて可愛らしかった。さすがに途中で飽きてきた様子はありましたが(^-^;

先日、アッコちゃんのHPを見ていたら、セットリストが発表されることがわかったので、今日はペン持参。セットリストが発表されるのはかなり珍しいですね。でも嬉しい(^-^)　さすがに来年デビュー３０周年ともなるアーティストだと、知らない曲がたくさんありすぎるー。

そうなんですよ、来年はデビュー３０周年だそうで。これもすごい・・・・。来年もたくさんイベントがありそうです。そんなアッコちゃんにまた新潟で会えるといいなぁ。

笑顔になれる時間がとても嬉しい。そんな気分の２時間でした。

BAKABON
Too Good To Be True
誰がために
春風(くるり)
あんたがたどこさ
しんぱいなうんどうかい
ニットキャップマン
Nobuko
秋の気配
気球に乗って
電話線
右手
Presto
ごはんができたよ

EN
ラーメン食べたい
Green Tea Farm

矢野顕子
http://www.akikoyano.com/