姑獲鳥の夏
京極夏彦原作の「姑獲鳥(うぶめ)の夏」を見ました。原作も読んでいるし、持ってますよー。
監督が実相寺昭雄さんと聞いて半分楽しみ、半分不安だったのですが、なかなか良く出来ていたように思います。(実相寺監督で印象深いのは「帝都物語」。私、これ映画館で見た記憶があります。このイメージが強かったもので・・・・・) 今回もカメラアングル、カット割りやライティングなどがハリウッド映画とは違う趣で、かえって新鮮でした。
原作ファンから言えば、いろいろ注文をつけたいところもあるでしょうが、私はまずまずかと思います。原作の雰囲気を大きく壊すようなものではなかったと思うから。
たとえば、キャスティング。関口役の永瀬正敏は優柔不断で、ちょっとおどおどしている様子がぴったりでしたね。学生姿もナイスです(笑)。それから榎木津役の阿部寛。原作では榎津は西洋人のよう、と書かれていますが・・・・・できれば、そこを忠実に再現して欲しかった!ま、日本人離れした風貌という点では阿部さんにもぴったりかとは思いますが。
京極堂役の堤真一さんには賛否両論あるのかな~。最初は「もうちょっとこぎれいにして!」と思っていましたけど、最後にはあのぼさぼさ頭でも気にならなくなりました(^-^; もう少し不健康そうでもよかったのかなとも思ったりしますが。あ、あとはあの衣装かな。「黒」ではなく、ちょっと茶色っぽかったので・・・・・。あそこは思いっきり黒にして欲しかったですね。それにしても、京極堂という存在はやはり難しいのですね。
風鈴が鳴ったり、京極堂に猫が飼われていたりと細かいところも原作どおりの部分がいくつもあり、それなりに「京極ワールド」が構築されていたように思います。ただ眩暈坂はもうちょっと工夫して欲しかった!セットだとなんだか急ごしらえというのが見え見え。
個人的には、時々表示される月齢と月球儀が良かったかなー。原作には関係ないですけれどね。しかし、原作者本人があんな役で出ているとは思いませんでしたよ(笑)
姑獲鳥の夏 オフィシャルブログ
http://www.cinemacafe.net/special/ubume/
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